Velop WRT Pro 7(LN6001 / MBE70)は、OpenWrtベースのWiFi 7ルーターです。
この記事では、以下の2つの使い方を説明します。
- アクセスポイント・ブリッジモードで使う方法
- WDSで接続した子機として使う方法
はじめる前に確認してください
Velop WRT Pro 7は、Linksys Intelligent Mesh(MXシリーズなど)とのメッシュ互換性はありません。Velop WRT Pro 7同士を無線で接続する場合は、OpenWrtのWDS機能を利用します。
用途により、選ぶ設定が異なります。
| 使い方 | 主な用途 | 接続方法 |
|---|---|---|
| アクセスポイント・ブリッジモード | 既存ルーターやホームゲートウェイ配下でWiFiアクセスポイントとして使う | 有線接続 |
| WDS子機モード | Velop WRT Pro 7同士を無線で接続し、離れた場所にネットワークを延長する | 無線接続 |
このページを使わないケース:
- Linksys Intelligent Meshとして設定したい場合
- MXシリーズや従来のVelopシリーズと同じメッシュネットワークに追加したい場合
- Linksysアプリでメッシュ設定したい場合
これらの設定は細かい設定項目が多いため、この記事では設定支援ツール「Setup Assistant」を使った方法を紹介します。Setup Assistantを導入することで、必要最低限の項目を入力するだけでVelop WRT Pro 7をアクセスポイント・ブリッジモード、またはWDS子機モードに設定できます。
設定支援ツール「Setup Assistant」の画面紹介

「Setup Assistant」の導入方法
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パッケージをダウンロードする ファイルはこちら setup-assistant.ipk

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LuCI Web管理画面の System > Software へと進みます

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Update listsをクリックして、まずリストの更新を行います

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完了したらDismissをクリックします。ここでエラーが出ている場合は再度やり直すか、配線・通信設定の見直しが必要です。

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次にUpload Packageをクリックします。

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最初にダウンロードしたsetup-assistant.ipkをBrowseで指定して、Uploadをクリックします。

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確認メッセージがでるので、Installをクリックします。

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インストールが終わると、installed in root is up to date.と表示されます、Dismissを押して終了です。

これでインストール作業は終了です。ブラウザを閉じて再度立ち上げ直すか、リロードをするとServiceメニュー内にSetup Assistantが登場します。

アクセスポイント・ブリッジモード設定方法
この設定は、Velop WRT Pro 7を有線で既存ルーターやホームゲートウェイに接続し、WiFiアクセスポイントとして利用する場合に使用します。ルーター機能やDHCP配布は親ルーター側に任せます。
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LuCI Web管理画面の Services > Setup Assistant へと進みます
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AP Bridgeタブを選びます(画面上はAP Brigeと表示される場合があります)

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各項目を入力後にSave & Applyを押して、念のためVelop WRT Pro 7を再起動したら完了です。
- SSID - アクセスポイントとして利用するSSID名です
- SSID Password - SSIDのパスワードです
- Gateway IP - ホームゲートウェイ等の親ルーターのIPアドレスを入力します
- Access Point IP - Velop WRT Pro 7のIPアドレスを、親ルーターと同一サブネット内で入力します
WDS子機モードの設定方法
この設定は、Velop WRT Pro 7同士を無線で接続し、子機側の有線LANポートやWiFiを使ってネットワークを延長したい場合に使用します。親機と子機は、同じ周波数帯、同じ暗号化方式、同じSSID/パスワード設定で接続できる状態にしてください。
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LuCI Web管理画面の Services > Setup Assistant へと進みます
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WDS Configurationタブを選びます

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各項目を入力後にSave & Applyを押して、念のためVelop WRT Pro 7を再起動したら完了です。
- Parent SSID - 親機として利用するVelop WRT Pro 7のSSID名を入力します
- Parent SSID Password - 親機SSIDのパスワードです
- Parent IP Address - 親機のIPアドレスを入力します
- Child IP Address - 子機側Velop WRT Pro 7のIPアドレスを、親機と同一サブネット内で入力します
うまくいかないときは?
まずWireless設定の初回確認を行ってください
Wireless設定の初回確認を必ず済ませてください。
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LuCI Web管理画面の Network > Wireless へ進みます

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WiFi関連のインターフェース名が最適化されるので、Continueをクリックします

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WiFiサービスが再起動します。再度表示され、有効になれば完了です。
アクセスポイント・ブリッジモードでインターネットに接続できない
親ルーターまたはホームゲートウェイとVelop WRT Pro 7が同一サブネット内にあるか確認してください。Gateway IPには親ルーターのIPアドレス、Access Point IPにはVelop WRT Pro 7用の未使用IPアドレスを入力します。親ルーターのDHCP配布範囲と重複しないIPアドレスを指定してください。
WDSで接続できない
親機と子機で、SSID、パスワード、暗号化方式、利用する周波数帯が一致しているか確認してください。WDSでは親機と子機の無線条件が合っていないと接続できません。まずは親機と子機を近い距離に置いて設定し、接続確認後に設置場所へ移動してください。
子機側の管理画面にアクセスできない
Child IP Addressに設定したIPアドレスへアクセスしてください。親機や他の機器とIPアドレスが重複している場合、管理画面にアクセスできなくなることがあります。その場合はリセット後、重複しないIPアドレスを指定して再設定してください。
通信が不安定な場合
WDSは無線バックホールを利用するため、距離、壁、家具、電子レンジなどの電波干渉の影響を受けます。6GHz帯は高速ですが、壁や距離の影響を受けやすい場合があります。安定性を優先する場合は、設置距離を短くする、見通しのよい場所に置く、または有線のアクセスポイント・ブリッジモード利用を検討してください。
Q&A
メッシュWiFi機能は使えますか?
Linksys Intelligent Mesh(MXシリーズなど)やEasyMeshとのメッシュWiFi接続互換性はありません。Velop WRT Pro 7同士を無線で接続する場合は、OpenWrtのWDS機能を利用します。この記事では、6GHz帯をバックホールとして利用するWDS構成の設定方法を紹介しています。
追加パッケージの導入なしでもWDS接続やAP・ブリッジモードを設定できますか?
はい、可能です。LuCI Web管理画面およびCLIからも設定できます。Setup Assistantはあくまで煩雑な設定項目をまとめて便利に設定するための補助ツールです。
二重ルーターはダメだとYouTube動画で知りました、ブリッジモードに変更した方がよいでしょうか?
ポートフォワーディング、外部からのリモートアクセス、オンラインゲーム、VPN着信などで問題がない限り、必ずブリッジモードに変更する必要はありません。二重ルーター構成には、外部から内部ネットワークへ直接アクセスしにくくなる、プライベート用と仕事用のネットワークを分けやすい、といったメリットもあります。必要な用途に応じて、ルーターモードまたはアクセスポイント・ブリッジモードを選択してください。
設定サポートはありますか?
Setup Assistantについての電話およびチャットによるサポートは提供しておりません。

