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ホーム > 注目のLinksys製品 > Velop WRT Pro 7 > Velop WRT Pro 7 OpenWrt プロフェッショナル WiFi 7 ルーター 製品情報とセットアップガイド (LN6001-JP / MBE70)
Velop WRT Pro 7 OpenWrt プロフェッショナル WiFi 7 ルーター 製品情報とセットアップガイド (LN6001-JP / MBE70)
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Linksys Velop WRT Pro 7 OpenWrt プロフェッショナル WiFi 7 ルーター|今春発売

Linksys(リンクシス)が遂にOpenWrtの世界に戻ってきました。世界で爆発的に普及したLinksysの無線LANルーター WRT54GからOpenWrtが誕生し、はや20年、以降OpenWrtはWiFiルーターの業界標準OSとしてオープンソースの世界で開発を続けながら脈々と受け継がれ現在に至ります。

Linksys Velop(ヴェロップ) WRT Pro 7 はLinksysがメーカー公式OpenWrt搭載モデルとしてホーム&ビジネス向けに展開する世界初のプロフェッショナル WiFi 7ルーターです。OpenWrtで難易度の高いOSインストールや初期設定はLinksysが工場出荷段階で実施済み。大半のインターネット環境では通電後追加設定不要でWiFiもすぐにお使いいただける状態です。追加機能の導入にも制限はありません。OpenWrtの強みである追加パッケージを利用することで既製品では実現の難しかった様々な拡張機能も利用可能になります。

法人様やプロシューマー・コアユーザーの方々にはOpenWrtの自由な拡張性をご利用いただきつつ、一般のコンシューマーの方々にも長期にわたって安心安全なOpenWrtルーターを市販ルーター同様の簡単操作でお使いいただけるようになりました。

製品の特徴

Specifications Image 1 Specifications Image 2 Specifications Image 3
  • Wi-Fi 7 802.11be トライバンド / 2x2x2空間ストリーム
  • Qualcomm IPQ9554 1.5 GHzクアッドコアプロセッサ搭載
  • メモリ1GB DDR4
  • OpenWrt 19.07 QSDK仕様 Linux Kernel 5.4※1 インストール済み
  • 工場出荷設定で、ログインPW、SSID等の初期設定済み
  • SSHログイン接続利用可能、Luciブラウザ管理画面利用可能、各種拡張機能・opkgパッケージインストール可能
  • OpenVPN、Dynamic DNS、UPnP、MLO等実装済み
  • Bashスクリプトにより素早いキッティング作業が可能
  • GPL 2対応 ソースコード公開済

ハードウェア仕様

  • WLAN Qualcomm® QCN6274 and Qualcomm® IPQ9554 トライバンド
    • 2.4GHz b/g/n/ax - 1K QAM OFDMA
    • 5.0GHz a/n/ac/ax/be - 4K QAM OFDMA
    • 6.0GHz ax/be - 4K-QAM OFDMA
  • VLAN:対応
  • サイズ:9.51 cm x 9.51 cm x 21.79 cm(長さ x 幅 x 高さ)
  • 重量:950.24 グラム
  • ポート:
    • 2.5 Gbpsインターネットポートx1
    • 1 Gbpsイーサネットポートx4
    • 電源ポート 12V 2.5A
  • ボタンとスイッチ:
    • リセットボタン
    • 予備ボタン(未使用/未設定)
    • スライド式電源スイッチ
  • 製品開発(米国)、製造(ベトナム)
  • 製品名称:Velop WRT PRO 7
  • 製品型番:LN6001-JP
  • 技適認証、国内法令適合※2
  • 製品保証:3年間

パッケージ内容

  • Linksys Velop WRT Pro 7 (MBE70)
  • クイックスタートガイド
  • イーサネットケーブル1本
  • 電源アダプター (12V, 2.5A)

ダウンロードとドキュメント

ハードウェアバージョンはモデル番号の横または下に記載されています。バージョン番号がない場合、バージョン1です。バージョン番号が見つからない場合はこちらをご覧ください。

ファームウェアダウンロード

ファームウェア Ver 1.2.0.15 (最新日: 2024年8月31日

ドキュメント

セットアップガイド

OpenWrtルーターのセットアップ手順・ログイン方法

  1. Linksysルーターをモデムまたはインターネットソースに接続します。
  2. インターネット接続を検知すると、ライトが白く点灯します。
  3. デフォルトのSSIDまたはLANポートのいずれかにコンピューターを接続します。ルーターのWiFiクレデンシャルは底面に記載されています。
  4. ブラウザを開き、アドレスバーに"https://192.168.1.1"と入力して[ENTER]を押します。
  5. ユーザー名に"root"、パスワードにルーターのデフォルトパスワードを入力し、ログインします。

OpenWrtルーターのWiFi設定の変更手順

  1. ルーターのウェブインターフェースにログインし、ネットワーク > 無線に移動します。
  2. カスタマイズしたいWiFiラジオの編集をクリックします。
  3. 新しいESSIDを入力し、設定を保存します。
  4. 無線セキュリティタブで暗号化キーをカスタマイズし、保存します。
  5. "インターフェースにxの保留中の変更があります"のリンクをクリックし、保存して適用をクリックします。
  6. 新しいSSIDに再接続し、キーを入力します。

Linksys Velop WRT Pro 7のリセット・初期化方法

  1. リセットボタンを約10秒間押し続けてリセットプロセスを開始します。
  2. インジケーターライトが赤から青の点滅に変わるのを確認し、リブート中であることを示します。
  3. リブート後、ライトが白く点灯しインターネット接続を検知すると、ルーターがオンライン状態であることを示します。

よくあるご質問 (FAQ)

対応プロバイダとインターネットの接続方法は?

Velop WRT Pro 7は、すべてのインターネットプロバイダでご利用いただけます。加えて、OpenWrtのカスタマイズ性は、将来的に登場するかもしれない新たな回線方式にも対応できる可能性があります。

NTTフレッツのひかり電話契約なしの場合

IPoE IPv4 over IPv6通信もご利用いただけるように専用スクリプトを開発中です。

  • 対応予定のNTTフレッツ網 IPv4 over IPv6通信 (map-e / ds-lite) VNE:
    • v6プラス
    • OCNバーチャルコネクト
    • BIGLOBE IPv6オプション
    • transix
    • クロスパス
    • v6コネクト

これらの基本サービスの多くが、IPv4通信のポート数に制限があります。多数のデバイスで一斉に通信するとポート数が不足する可能性がありますので、ビジネス用途では法人向けのポート制限のないIPoE回線をご用意いただくことを推奨します。もしくは、IPv4はPPPoE接続して、IPv6側のみIPoE接続で通信するとポート数の制限を回避できます。

NTTフレッツのひかり電話契約ありの場合

IPアドレスの変更作業が必要な場合があります。

ひかり電話契約がありホームゲートウェイ(以下HGW)が設置されている場合、IPoE接続はすでに設置されているHGWが分担します。そのため、Velop WRT Pro 7はDHCP自動で動きます。ただ、ホームゲートウェイが192.168.1.1のIPアドレスを利用していることが多いため、OpenWrt側のIPアドレス変更作業が必要です。そのほかWiFiのSSID・パスワードなどの初期設定は、工場出荷時に設定済みですので本体底面のラベルを確認してください。

主な互換性のあるひかり電話ルーターおよびホームゲートウェイは以下のとおりです。背面のLANポートにOpenWrtルーターを接続してください。OpenWrtルーター側は黄色マークのあるInternetポート(WAN)に接続してください。

PR-500KI/MI、PR-600KI/MI、RS-500KI/MI、RT-500KI/MI、RX-600KI/MI、RX-601KI PR-200NE、PR-400KI/MI/NE、PR-A300NE/SE、PR-S300HI/NE/SE、RT-200KI/NE、RT-400KI/MI/NE、RT-A300NE/SE、RT-S300HI/NE/SE、RV-230NE/SE、RV-440KI/MI/NE、RV-A340NE/SE、RV-S340HI/NE/SE

その他のインターネットサービスプロバイダの場合

工場出荷時の設定でインターネット接続が可能なため、追加作業は基本的に不要です。auひかり、eo光、nuro光、softbank光、J:COM、iTSCOMなどの通信キャリア、電力系、ケーブルテレビ系プロバイダの多くはモデムまたはホームゲートウェイが貸与されています。Velop WRT Pro 7は初期設定済みで、それらの機器に接続して通電するだけでインターネットに接続可能です。本体底面にあるSSIDとパスワードを入力いただくことでWiFiもすぐにご利用いただけます。

※ 手前のホームゲートウェイと192.168.1.1の固定IPアドレスが重複する場合のみ、接続前にIPアドレスの設定変更が必要です。

PPPoE接続や固定IP方式など上記に属さない接続方式の場合

PPPoE (従来のIDとパスワードを入力する方式)、固定IPやIPIP方式等も手動で設定可能です。OpenWrtの柔軟なWAN接続方式を生かしてIPv6をIPoE接続にしつつIPv4はPPPoE接続で合わせて利用するといった、他の一般的なルーターでは難しい混在接続方式も可能です。

OpenWrt搭載の魅力は何ですか?

OpenWrtを搭載することで自由なカスタマイズ性、長期的に利用できるメンテナンス性を享受することができます。またオープンソースのため挙動に透明性があり、ソースコードは世界中の優秀なエンジニアたちに監視されています。

工場出荷時に初期設定済みとは?

Velop WRT Pro 7は、OpenWrtで難しいと敬遠される原因のOSインストールとハードウェアへの最適化を済ませ、製造過程でユニットごとに固有の管理用ルーターID・パスワードの設定、同様にWiFiを利用するためのSSID・パスワードを設定済みです。設定内容は本体底面のラベルにてご確認いただけます。初期IPアドレスは192.168.1.1となり、WAN接続はDHCP自動の状態です。

管理画面へのログイン方法は?

WEBブラウザより192.168.1.1にアクセスすることでLuci管理画面にアクセス可能です。ログインIDとパスワードは本体底面のラベルに記載がありますのでご確認ください。また、SSH接続によるログインも可能ですので、WindowsであればPowerShell、MacであればTerminal等からもSSHアクセス可能です。iPhoneなどスマホでも、ターミナル接続アプリを利用することでSSH接続が可能です。ネットワーク周りの設定変更を行う際は有線LAN接続を推奨しますがWiFi接続でも管理画面にログイン可能です。

OpenWrtですが初心者でも使えますか?

Velop WRT Pro 7は工場出荷時点で初期設定済みですので、どなたでもお使いいただけます。プロバイダにより追加の設定が必要な場合がありますが、手順通りに実施していただければインターネット接続が可能です。また、中上級者や学校教育、ビジネス用途でご利用の法人様にはOpenWrtの拡張性を自由にお使いいただきカスタマイズできますので、皆様にご満足いただけると思います。OpenWrtが難しいといわれる原因は、ファームウェアの入手、書き換え、動作検証といったDIY的な部分です。Velop WRT Pro 7ではこれらの課題はクリアされていますので自作ルーターではなく一般的な市販ルーター同様に扱えます。

メッシュWiFi機能は使えますか?

OpenWrtに標準的に備わっているWDS機能をつかうことで本機同士の連携が可能です。6GHz帯をバックホールにした本機3台でのWDS連携動作を確認済みです。設定においては、子機側の設定のみで追加パッケージ導入は不要です。EasyMeshおよびインテリジェントメッシュ(MXシリーズ)とのメッシュWiFi接続互換性については現状提供されておりません。

OpenWrtの各種拡張パッケージは導入可能ですか?

複数のSSID、VLAN、VPNやリモート管理など、上級者および法人様に必要とされる機能も追加パッケージの導入をopkgもしくは手動インストール、ビルドして用意することで利用可能です。また、バッチスクリプトによるキッティングが可能ですので、ビジネス用途で数十台、数百台まとめて同じ仕様で設定して拠点に配布する際にとても便利です。システムインテグレーターなどの法人様やインターネットサービス事業者様で数百台~単位でご希望の場合はLinksys営業窓口もしくは国内代理店までお問い合わせください。

ルーター本体のリセット方法は?

通電中に本体底面のリセットボタンを10秒間押し続けてください。本体上部のLEDインジケーターが赤色に変わり点滅したあと再起動します。リセット後は工場出荷時の初期設定に戻ります。ルーター本体のID・パスワード、WiFi SSID・パスワードは本体底面のラベル情報のものにリセットされます。WEB管理画面からのリセットも可能です。

カスタム仕様の製品供給は可能ですか?

現在Linksysでは世界各国のインターネットプロバイダ事業者様にご採用いただき事業展開をしています。TR-069によるプロビジョニング機能といったカスタムファームウェア開発も併せて行っています。ISP事業者様、システムインテグレーター様や新規にビジネスをお考えの法人様は是非Linksys営業窓口もしくは国内代理店までお問い合わせください。WiFi 7、WiFi 6の比較的お求めやすいミドルレンジの商品もご用意可能です。

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FAQ

セットアップ

設定

高度な設定

より高度な設定手順や詳細については、OpenWrt.org または OpenWRTユーザーガイド も併せてご覧ください。

Linksysは世界各国で信頼と実績を獲得しています

  • 世界ではじめて家庭用ルーターを開発、その後もWiFi機能搭載、アンテナ内蔵化、メッシュ採用、アプリ設定導入など常に業界をリードしています
  • 世界各国のネットワークを支えており、累計出荷台数2億5千万台を超える。高い信頼性と耐久性が評価されて採用されています
  • インターネットプロバイダ事業者様との取引実績が豊富で、リモート管理機能の搭載といったカスタムファームウェア開発も対応可能です

法人様 お問い合わせ

このたびLinksys製品にご興味をお持ちいただき、誠にありがとうございます。 法人のお客様からのご質問やご相談、お見積りのご依頼などを受け付けております。 迅速かつ丁寧に対応いたしますので、どのようなことでもお気軽にご連絡ください。

※1 QSDKとはQualcomm SDK仕様のことでOpenWrtをベースにQualcommチップセットの性能を最大限引き出すハードウェア アクセラレーションが効くようにチューニングされています。QSDK 19.07はLinux Kernelはver 5.4とOpenWrt 21.02相当まで引き上げられています。
※2 当商品は国内法に適合するために無線電波出力等の仕様を一部調整したモデルです。日本国内専用のため海外ではお使いいただけません。また、電波出力の調整や地域コードの変更はできません。
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Linksys(リンクシス)は1988年に米国カリフォルニア州で生まれ、インターネット黎明期より世界中のネット環境を支え続けている老舗ネットワーク機器の専業メーカーです。世界中のインターネットプロバイダに製品供給を行っており、世界累計出荷台数は2億5千万台を超えています。私たちは、お客様のプライバシーを最優先し、インターネット通信における安全・安心を提供します。
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